営業に役立つオススメ資格
営業に資格は必要?求められるスキルとは?【業界別|営業に役立つオススメ資格】
営業の仕事は、特別な資格を持っていなくても始められます。また、経験がなくても就くことが可能です。実際に現場に入ってから学べることが多く、自分で経験を積んでいくことでスキルを磨けます。
しかし、営業職には求められるスキルが多くあります。話を正確に聞き取るスキル、提案力スケジュール管理能力、PCスキルなどが代表的です。営業の仕事にはお客様のところへ話を伺いに行き、交渉や提案をするものがあります。お客様が今何を求めているのかを正確に判断し、どのような提案が最適かを考えながら交渉を行う必要があります。また、営業のスタイルにもよりますが、一人で多くのお客様を抱えていると、スケジュール管理が重要になってきます。これが把握できていないと、他のお客様の資料を別のお客様に提示してしまうなどのミスに繋がりやすいので、きちんと管理できるようにしておきましょう。最近では管理ツールもネットに出ているので参考にしても良いでしょう。そして提案に必要な資料や社内資料の作成もあるので、基本的なPC操作はできたほうが良いと言えます。
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営業職におすすめの資格・スキル
TOEICは実用的な英語能力を測る試験です。合格や不合格はなく、10~990点のうち自分のスコアがどこまであるのかが分かるのが特徴です。試験内容はマーク式の筆記試験とリスニングの二段階です。英語力に力を入れている企業や外資系企業では800~900点が目安とされていることがあります。海外での取引を任せられるようになるなど、スキルアップに繋がりやすい資格です。
【マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)】
マイクロソフトオフィススペシャリストは、Excel・Word・Power Point・Accessなどの実用スキルを測る試験です。これらのツールはアップデートがあるので、バージョンごとに試験が用意されており、自分で選んで受験します。このうちWordとExcelにはスペシャリスト(初級)とエキスパート(上級)があります。資料作成を効率的かつ相手に分かりやすく作成するためには持っておくと便利な資格です。
MOSとは?求人・資格の詳細|転職に有利な資格
【ビジネス実務法務検定】
ビジネス実務法務検定は、企業の部署ごとに必要な基本的な法律の知識を測る検定です。会社ではさまざまな契約を結びますが、このときに法律の知識が活かされます。法律内容をよく理解していないと、知らない間にトラブルが発生していたり、自社に不利益な契約を結んでいたりと不測の事態が起きることがあります。そういったトラブルを防ぐためには必要な資格です。
不動産(住宅、建築)業界の営業で持っておきたい資格・スキル
「宅建(たっけん)」と呼ばれている国家資格です。不動産業界では、ひとつの事務所に5人につき1人の宅地建物取引士がいなくてはいけない決まりがあります。さらに、不動産の業務には物件に関する重要な説明や重要な書類への記名や捺印の仕事もあるので、この資格は大いに役立ちます。この資格の勉強で建物の構造や法律などの知識も得られるため、知識を身に付けたい方にも良いでしょう。
宅建の求人・仕事内容|就職・転職に有利な資格
【不動産実務検定】
不動産実務検定は不動産投資・経営に必要な知識を網羅している検定です。賃貸経営で必要とされる、税金・建築に関する基礎知識・空室対策などの知識を学べます。試験は全国各地で開催されているので、好きなとき受験できるのもポイントです。賃貸を経営している方と交渉や提案をする際に知識があると話が進みやすいので、顧客との関係を築く上でもあると良い資格です。
【マンション管理士 】
マンション管理士はマンションの管理においてアドバイスができる国家資格です。マンション管理に必要な専門的知識を学ぶことで、トラブルが起きたときの対応や、運営をしていく上で必要に応じてアドバイスができるようになります。マンションの運営には長期的な修繕の計画書の作成や交渉が必要ですので、マンションを担当することになったときに持っておくと良いでしょう。
保険業界の営業で持っておきたい資格・スキル
生命保険募集人は保険業界で生命保険を売るために必須の資格です。生命保険会社や代理店に所属している人のみ試験を受けることができます。保険業界に入ると、まずこの資格の取得が目標になるでしょう。生命保険に関する基礎的な知識を学ぶことができ、一般課程試験に合格すると、有資格者として保険の販売ができるようになります。
【公的保険アドバイザー】
公的保険アドバイザーは公的保険に関して幅広い知識を持っているかを測る資格です。公的保険とは健康・介護・雇用・年金保険のことも言います。これらの保険に関して適切なアドバイスができる者を公的保険アドバイザーと言います。公的保険には一般の人には理解しにくい難しい内容もあり、それらを分かりやすく説明できるようになるとお客様との信頼関係が築きやすくなります。持っておくと役立つ資格です。
コンサルタント業界で持っておきたい資格
キャリアコンサルタントは、その人の適性やスキルに応じて職業設計を行える国家資格です。職業にはさまざまな種類があり、必要とされるスキルや適性が異なります。仕事を安定して続けていくためには、専門家のアドバイスが必要です。また、キャリアコンサルタントは名称が独占されているため、資格を持っていないものが簡単に名乗れる肩書きではありません。信頼度の高い資格であり、5年ごとに更新が必要です。
【ファイナンシャルプランナー】
ファイナンシャルプランナーは、その人が長い人生の中で夢や目標を叶えるために経済的な側面からアドバイスをするのに必要な資格です。内容は、身近な家計から住宅ローン・教育資金・税など専門的なものまでトータルにサポートできるようになります。「FP」とも略される資格ですが、3・2・1級に分かれており、級が上がっていくと出題される内容もより細かくなっていく傾向にあります。
ファイナンシャルプランナー(FP)とは?求人・資格の詳細|転職に有利な資格
【中小企業診断士】
中小企業診断士は企業経営で必要な幅広い知識を学べる国家資格です。キャリアアップだけでなく転職や独立をする際にも有利な資格です。「経営は難しい」とよく言われますが、今、この会社はどうすべきなのかを経済の状況を考えながら的確に判断できるようになるので、多方面から魅力的な人材として扱われるでしょう。将来の選択肢も広がります。
中小企業診断士とは?求人・資格の詳細|転職に有利な資格
【MBA】
MBAはMaster of Business Administrationの略で、経営学の大学院修士課程を修了後に授与される学位です。経営学における修士号なので、資格ではなく学位であることに注意しましょう。経営のスペシャリストとしてコンサルティング業界のみならず、幅広い業界で活躍ができるようになります。経営で大切とされる「ヒト」「カネ」「モノ」について深く学べるので、経営力に磨きをかけることができます。
営業 資格の仕事体験談
営業職の仕事で資格を持っていてよかったこと
30代・男性、一般営業
スキルアップのため、TOEICに挑戦しました。点数は500点ほどとそこまで高くはないのですが、英語で日常会話ができると期待してもらえました。営業の仕事に活かそうと思って取得したわけではなく、何かやりたくてはじめましたが、挑戦する姿勢は評価に繋がるのだと実感しました。
営業職の仕事で資格を持っていてよかったこと
40代・女性、保険業界営業
結婚がきっかけでFPの上位資格であるAFPを取得しました。その後すぐに仕事に繋がることはなかったのですが、FPフォーラムに相談員として参加したときに活かすことができ、充実感を覚えました。学ぶことがまだまだ多く、楽しい日々を送っています。
営業職の仕事で資格を持っていてよかったこと
30代・男性、不動産業界、営業
宅建の資格を持っています。私の会社では、宅建の有資格者に資格手当が支給されるため、初任給から給料を上げることができます。また、契約するときにはとても頼りにされるので、誰かの役に立ちたいと思っている方にも検討してみてほしい資格です。
よくある質問
- 営業の資格はどうやって勉強したらいいですか?
- 営業の資格はテキストや通信講座などが充実しているので、勉強や暗記が苦手な方でも時間を確保して取り組むことができれば十分合格できます。ライフスタイルは人それぞれですので、自分のスタイルに合った勉強方法を心得ておきましょう。スキマ時間を利用したい方はテキストを購入して独学にする、添削がほしい方は通信講座に通う、直接教えてもらいたい方は夜間や休日の専門学校に通うのが良いでしょう。いずれにしても根気よく続けるモチベーションづくりが必要不可欠です。
- 資格がないと営業職は不利ですか?
- 専門的な知識が必要な業界では、持っていた方が有利です。ただし、どの業界の営業職に就くかによって、資格が必要かどうかは変わってきます。たとえば保険業界では、保険を売るのが仕事になるため、生命保険募集人の取得が必須です。さらに、不動産業界では宅建を持っておくことでより顧客のニーズに応えられる人材になれるでしょう。しかし、専門的な知識が必要でない、基本的な「ヒアリング力」「課題発見能力」などは自分の持っている適性や経験を積んでいくことによって磨かれていくので、必ず資格が必要というわけではありません。
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取った資格を営業に活かすには?
資格を取得したら、今働いている仕事で活かせそうなものであれば上司に報告しておきましょう。何かのチャンスが巡ってきたときに資格を活かせます。また業界によっては資格を持っていると資格手当が支給されることもあるので、年収アップにも繋げることができます。また、キャリアアップを考えている方は、その旨も上司に報告しておくと希望の職種に異動させてもらえることもあります。
逆に活かせそうでない場合、活かせる業界や会社に思い切って転職してみても良いでしょう。履歴書の資格欄のところに自信を持って書いておき、面接でもアピールできると好印象です。志望動機や自己PRに上手に絡めて一貫性を持って話せると、面接官にも納得してもらいやすく、働いたときのギャップが少ないでしょう。 -
転職に有利な資格は?
営業の仕事に就くには、コミュニケーション能力などの基礎能力も重視されます。そのため、そこまで資格にこだわりすぎる必要はありません。しかし、持っておくと有利な資格は存在します。「営業士」「販売士」「中小企業判断士」などが代表的です。営業士は営業の基礎知識を学ぶことができ、初級・上級・マスターに分かれています。販売士は接客の基礎知識を学ぶことができるので、流通や小売業界の営業職に向いている資格です。3・2・1級に分かれています。中小企業診断士は中小企業の経営についてアドバイスができる国家資格ですが、合格率が低いため、持っていると一目置かれる存在になれます。営業職からコンサルティングの道で独立を考える際にも役立つ資格ですので、将来の選択肢が広がります。
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